先週は、テントサイトが貸し切りのキャンプ場に泊まりました。
数棟あったロッジにも宿泊されている方がいなかったようで、キャンプ場に私たち家族だけで過ごしました。
キャンプを始めて以来、一度だけ貸し切りを経験したことがあるのですが、それは悪天候のために私たち以外の方が全員キャンセルした結果であって、それもキャンプ場に到着して初めてその事実を知ったのでした。
一番端の海辺のサイトから、入口そばの管理棟まで歩いてトイレに行くのは少し怖かったけれど、誰もいない炊事棟でゆっくり調理をしたり、人目を気にせず遊んだりできました。
その時は荒れた天気も相まって、いつもと違うテンションのキャンプとなり、特に印象に残っています。
1日1組限定の貸し切りサイトでした

今回は、初めから貸し切りであることがわかって出発したので、心の準備ができていました。
久しぶりに「初めて訪れるキャンプ場」ということで、みんなワクワク。
行き慣れて勝手のわかるキャンプ場ももちろんいいのですが、やはり初めての場所にはときめきます。
夫も子どもたちも、前から楽しみにしていました。
テントを張った広場は、それぞれが広く使っても4張りくらいはできる大きさがあり、ゆったりと贅沢に過ごすことができました。
とにかく「何をするにしても他のサイトの方に迷惑をかけないで済む」という心の余裕が、キャンプの余裕に繋がりました。
キャンプ場に限らず、小さな子どもと一緒だと思いもよらぬハプニングが付き物です。
設営・撤収時や、焚き火の時間、遊び方なども気になって落ち着かないことも多く、目も離せません。
今回は子どもが大きな声で話をしても叱らなくてよいし、焚き火の時間をいつもより少し長めに取ることができました。夫は持参した太い薪を、最後の1本までくべることができて満足そうでした。

私が一番嬉しかったのは、目の前の広い空間で自由に遊ぶ子どもたちを見ながらゆっくりと設営・撤収ができたことです。遊びたい子どもたちに対して、禁止したり制限したりせずに済むというのは嬉しいことです。
普段キャンプ場ではできないボール遊びもできて、娘は喜んでいました。(娘は今、ドッジボールがブーム。4人でドッジボールに興じます。)
そして、こちらの心の余裕が子どもたちに伝わるものなのかなと感じたのは、とにかく子どもたちが始終仲良く遊んでいて、ふとした瞬間に娘から「お母さん、お父さんと結婚してくれてありがとう。そして私と□□くん(息子の名前)を生んでくれて本当にありがとう。」と改めて言われたことです。
あまりの言葉に嬉しくて、そして今この瞬間に娘はとても満たされた気持ちでいるのだなと思うと、重ねて嬉しくて、私もただただありがとうの気持ちです。
夫は雨男なので…
直前まで両日とも雨予報だったのですが、当日になるとお天気に恵まれ、むしろ車内は暑いくらいの日差しの中、キャンプ場に到着しました。
日が暮れてからもあまり気温が下がらなかったため過ごしやすく、薄い雲の隙間からのぞく14日目のお月様を眺めながら、焚き火も最後まで楽しめました。言うことなしです。

そして、シュラフに入って目を閉じると、しばらくしてテントを打つ雨粒の音が。
そうです。夫は雨男なのです。
これまで、最初から最後まで晴れ続けたキャンプは数えるほど。
どんな晴れ予報の日でも、日中どんなに晴れていても、ほとんど雨が降ります。
パラパラからザーザーまでバラエティに富んだ雨のキャンプを楽しんできました。
もはや私は、これを「歓迎の雨」と呼んでいます。
多分、キャンプ場が夫の来訪を歓迎してくれているのだと。
そう思うと、このタタタタ‥‥とルーフフライをたたく雨の音も、なんとも愛しい調べに聞こえてくるので不思議なものです。
既にノンレム睡眠の夫に向かって、心の中で「今夜も歓迎されているよ…」とつぶやき、静かに降る雨の音を子守唄に、私も眠りに落ちていきました。
それでも朝は晴れました
冬の朝、「テントの外が明るいということはつまり既に寝坊している」ということなのですが、朝にめっぽう弱い私たちは、やっぱり外が充分明るくなってからのっそりと起きてしまうのです。
この時、まだ激しく雨が降り続いていたら、撤収のことを考えて少し気持ちが落ち込みます。
荷物が濡れないように順序よく積まないといけないとか、レインウェアを着るレベルかなとか、今週テントを干して乾かせる日があったかなとか。

しかし、今回は晴れていました。
ありがとう。もうそれだけで明るい撤収です。
しかも美しい朝焼けまで見られて幸せな気分。
ゆっくり朝食を食べてから撤収作業に入り、チェックアウト時間ギリギリまでテントを乾かして畳みました。
雨撤収を繰り返すと、晴れ撤収のありがたさが身に沁みます。
乾いたテントを畳める幸せ。
雨事情は、そのキャンプ場の印象すら左右しかねません。
それはともかく、お気に入りのキャンプ場ができて嬉しい!
近いうちにまた訪れる予定です。




