ブログを更新したい
記事を書きたい、更新したいという気持ちを置いてけぼりにして、春が過ぎ去っていく足音が聞こえます。
お花見の頃のキャンプや、初めて訪れたキャンプ場のこと、新学期の子どもたちの様子、読んだ本、ゴールデンウィークのことなど、書き残しておきたいことは山のようにある日々なのに、その時間を捻出できずに自分の力不足を感じる日々でした。

このブログを始めてから、コンスタントに記事を更新することが自分自身の励みになっている反面、これまで別のことに使っていた時間をブログに充てている感触が確かにありました。
しかし、私の新しい取り組みによって家族の生活リズムを崩すのは望むところではないので、ひとりになれる時間で細々と記事を書き、更新していました。
そのうち欲が出てきて、ちょっとだけならと子どものそばでパソコンを立ち上げてしまったり、いつもなら4人揃って出かける場面でひとりだけ留守番して作業したり、寝かしつけを夫に任せて夜更かししたり…
よくないとは思いつつも、何かに追われるように記事を書こうとしていました。
自分で自分を縛っているなぁと思いながら。

そんな時に、息子に言われました。
「また、パソコン? 最近ママと遊ぼうと思っても、一緒に寝ようと思っても、パソコンばっかりで嫌だなぁ。」
ですよね。
私も嫌だなぁ。そんなことしている自分も、そんな風に思われていることも。
思い切ってペースダウンしよう。
バリバリ更新するのは、息子の就学を待ってからでも遅くない。
あの時もっと一緒に過ごせばよかったと後悔するのが目に見えている。
…そう思って、あともう少し、これまでのように子どもたちと一緒に過ごす時間を最優先することにして、来春、自分の時間を持てるようになったらペースを上げていくことにしようと考えていた4月でした。
今自分が一番大切にしたいことは何か? それがいつも私の答え。

焦らずゆっくり更新していきます
キャンプを始めて間もなく、それまでの仕事を辞めて、もっと家族との時間が確保できる別の仕事を始めました。
仕事が中心にある生活ではなく、子どもたちのことを優先的に選択できる生活がしたいと思ってのことで、以降はそんな思いを実現できる毎日を過ごすことができています。

仕事を変えて新しい環境に身を置くと、これまで当たり前と感じていたものが万人に共通する価値観ではないことを目の当たりにします。日々の生活の中で、また人生において、子育てのプライオリティというのは、人それぞれなのだと痛感するこの数年間でした。
退職を迷っている時は、社会的な肩書がなくなるという不安が大きく、大したものではないながらもこの先のキャリアの継続も見込めないという未来のなさに押しつぶされそうでした。
それでも思い起こせば、先輩たちも皆そうしてきたからと、泣き叫ぶ子どもたちを無理やり保育園に預けて、こちらも泣きながら会社に行く日々。(娘は年長児になっても毎朝泣いていました。)
子どもが病気になっても入院しても仕事を休めずに、息子の1歳の誕生日には突発の休日出勤。
毎日保育園からのお迎え電話に怯え、何度も折れては繋ぎ合わせたボロボロの心で考えるのは、悲しいかな仕事の進捗。
考えてみたら、子どもたちは生まれてこの方、毎日あちこちに預けられ、訳も分からず急かされて、大人の都合で動かされているのに文句も言わずに私の生き方に合わせてくれている。
私が求めているのは、こんな人生ではない気がする。
今度は、私が子どもたちの人生に沿うように生きてみたい。
そう思うと、「何者でもなくなる」という考えは小さくなって、これからは誰にも遠慮せずに堂々と子育てができる開放感の方が大きくなっていきました。
これまで自分の都合に子どもたちを付き合わせてきた自覚があるので、今度は子どもたちの番だと思うと色々な主張にもしっかりと耳を傾けたいし、求められることは後回しにせずに応えたいという気持ちが強くあります。

実は、娘を妊娠するまでは子どもに興味を持ったことがなく、積極的に子育てがしたいと思ったこともありませんでした。
しかしいざ娘が産まれると、自分でも信じられないくらいに娘のお世話をすることが楽しくて、人生においてこんなに夢中になれるものに出合えるなんて! と子どもとの時間に心を奪われたのです。
子育てという表現はおこがましいような、うまく表現するのは難しいのですが、私の人生にやって来て生活に一緒に寄り添ってくれる存在というのが最も近い言葉だと思います。
私ももちろん、子どもたちの生活に寄り添っているつもりで、お互いがお互いを支配し合わずに、親も子も人格を否定されずに安心して生活できると嬉しいです。
そのために、誰かの我慢や無理の上に成り立つ生活ではなく、家族の皆が気持ちよく過ごせて、お互いに守られていることを感じられる毎日の暮らしを大切にしたいと思っています。
外で辛いことがあっても癒し合える、「帰りたいと思う家」を作るのが私の信条です。
そして今は、これまでの恩返しのつもりで、子どもたちが私のことを必要としてくれるうちは、それを最優先にしっかりと応えていきたい。きっと必要とされる期間は想像以上に短いという予感があります。
そうやって手に入れた今の生活の中で実現できているキャンプや、子どもたちとの時間を記録していきたいと始めたブログですが、その暮らしを崩さないように、焦らずにゆっくりと続けていきたいと思います。




