子どもの成長はいつも、嬉しくて寂しい! 今をしっかり味わいたい

寒くても、子どもたちは外で体を動かしたいので、冬のキャンプ場でも走り回って元気に汗をかいています。

娘の縄跳びチャレンジ

昨年の冬は、娘がキャンプ場に行く度に、縄跳びの練習をしていました。
体育の授業で縄跳びがあったのですが、なかなか二重跳びができないのが悔しくて根気強くやっていました。

最初のうちは、2周回った縄を跨ぐのもギリギリ、そのうち何とか跨げるようになったものの、着地時にしゃがみこんでしまい2回目に続かないことを悩んでいました。

しかし、毎週毎週キャンプ場で跳んでいるうちに、遂にしゃがみこまずに跨げるようになり、ふとした瞬間、連続跳びに成功、更に勝手に手が動いて気付いたら8連続、10連続…あれよあれよという間に二重跳びマスターになっていました。

嬉しくて何度も何度も跳んでしまう様子を見ていると、こちらも自分のことのように嬉しくなって、寒くても心がポカポカでした。

二重跳びの練習をする娘

息子は自転車チャレンジ

時を同じくして、息子は自転車に夢中になっていました。

それまでは、ペダルのない状態の「へんしんバイク」に乗っていて、足で地面を蹴って前に進んでいました。
うまくバランスを取れるようになってきたので、ペダルを装着してみましたが、最初はうまくいかずに怖がっていました。

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久しぶりにキャンプをお休みした、1月の土曜日。
自転車にでも乗りに行こうとお気に入りのコースへ出かけました。

ふらついていた息子でしたが、漕ぎだしてスピードに乗るまで支えていたら、後はバランスを取って漕げるようになってきました。
本人も、感覚をつかみかけて嬉しい様子。

あぁ、この感じ。
娘の時と同じです。
きっと今日、乗れるようになる。

自転車の練習をする息子

何周かすると、もうすっかり要領を飲み込んで、すいすい気持ちよさそうに自転車に乗っています。
乗れるようになると、すごく小さく見えてくる、へんしんバイク。
これも娘の時と同じです。

漕いでいる膝がハンドルに当たりそうだし、体が大きいのか自転車が小さいのか、すごくアンバランスに見えてくるから不思議。まるでマリオカートに出てくるキャラクターたちのよう。
かわいい姿なのですが。

こうなると、サイズの合った自転車が欲しくなります。

冬の日暮れは早く、気づいたら既にあたりは薄暗くなっていたのですが、明日は日曜日だという余裕の気持ちからつい、自転車屋さんに向かってしまいました。

息子が欲しがったのは、なんと娘と同じ自転車。
息子の方は娘に比べてサイズが小さいため少しデザインは違うのですが、「〇〇ちゃんとおそろいの白がいい」と言います。

へぇ、息子にとって娘は憧れの対象なのだなぁ、そして娘のことが好きなんだなぁ…と、しみじみ。

その日はとりあえず決断を持ち帰り、次の日も朝から同じ場所に自転車に乗りに行きました。
この波にちゃんと乗っていたい。
「今が時!」っていうタイミングをしっかり掴んでいたい。

その日、息子は体を前のめりにして、もう自転車を漕いで漕いで漕ぎまくっていました。
後輪が浮き上がってしまうのではないかと思うほどの前のめりでした。
気持ちが溢れていました。

その姿を見て、やはり帰りに同じ自転車屋さんに寄り、娘とおそろいの自転車を買いました。
息子の嬉しそうな顔を見たら、こちらの嬉しさも2倍、3倍。

この日も既に日は傾きかけていましたが、買ったばかりのピカピカの自転車を積んでそのまま近くの広場まで行き、おそろいの自転車2台でぐるぐる走りました。

こんな瞬間に、あと何回立ち会えるでしょう。

子どもの成長は、嬉しくて寂しい

「娘や息子が何かできるようになった瞬間」に立ち会えたことに喜びを感じる一方で、ハイハイ、一人歩き、おしゃべり、自転車…今もう二重跳びまで来てしまった、と寂しい気持ちもありました。

最初はできなかったことを、何度も諦めずに練習して、試行錯誤の末にできるようになる…ということは、大人になっても経験します。

その気持ちをこれからも子どもたちと共有出来たら嬉しいなと、娘の縄跳びを応援しながら、息子の自転車乗りを見守りながら考えていました。

チャンスのある時に、どっぷりその世界に浸かって、もがいたり、自分を不甲斐なく思ったり、その気持ちを聞いてもらったり、励まされたり、よしもう一度やってみようと思ったり、でもまたくじけそうになったり…そんな心の動きをしっかり味わうことがこれからもできるといいなと思った出来事でした。

サイクリングコースのあるキャンプ場で。最近は、キャンプに自転車を持って行くこともあります。