まるで魔法?手品? パズルのような本やカードで遊ぼう!

毎晩の読み聞かせを楽しみにしている子どもたちですが、自分で自分の好きな本を読む幸せも知っています。

コんガらガっちシリーズは、ひとりで読んでも楽しい!

今、ふたりがはまっているのが、『コんガらガっち きみのあたまの中、ズバリあててやる!の本』という本です。

◆『コんガらガっち きみのあたまの中、ズバリあててやる!の本』
  作:ユーフラテス
  小学館(2022年

著者の「ユーフラテス」は、慶応大学佐藤雅彦研究室の卒業生からなる、クリエイティブ・グループ。
『ピタゴラスイッチ』などの番組を企画・制作している方々で…ここまで聞いただけでも、この本の面白さがわかってしまいそうですね。

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本の内容を簡単に紹介します。
まず、最初に提示されたものの中から、ひとつだけ選んで頭の中に思い浮かべておきます。
そしていくつかの質問にYESかNOで答えていくと…ズバリ、自分が選んだものが言い当てられてしまう! という本です。

本の中では種明かしもしてあって、チャートで答えが絞られていく様子も載せてあります。
読んでみたら、なるほど! なのですが、息子にとってみたら不思議で不思議で、まるで魔法のようだと感じている様子。

「えー! どうしてぼくの選んだ動物がわかっちゃうの~?」と毎回、感嘆の叫び。

「じゃぁ、次は違うの選んでやってみるよ。」
…1分後…
「えー! また当たっちゃったぁ!」

娘も、これは面白いと感じたようで、オリジナルのチャートを作ろうとしていました。
創作意欲。

数学的なことを、いえ、日常の様々な物事を面白い遊びに変える天才・佐藤雅彦さん。
佐藤さんやユーフラテスの作品に触れると、こんなに柔軟で面白くて自由な世界があるのだなぁ! と満ち足りた気持ちにさせられます。

シンプルで、ささやかなのに、深くて、ユーモアがある。
難しくなくて、説明的じゃないのに、理解できる。

うごく!カードアニメーション

少し前に似たような気持ちにさせられたのが、『うごく!カードアニメーション』というカードゲームです。

◆『うごく!カードアニメーション』
  企画・図版デザイン:齋藤 達也
  コクヨ株式会社

うごく!カードアニメーション
うごく!カードアニメーション。

調べてみると、企画・図版デザインをされている齋藤達也さんという方は、東京芸術大学にて佐藤雅彦さんの門下に学んだ経歴があるそうで、共著『指を置く』という本を出版されているようです。
…ここで繋がりました。

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このカードゲームは、いたってシンプル。
ゲームと呼ぶより、ショーと表現した方がいいかもしれません。

まず計3枚のカードを両手に持ち(図1)、カードを重ね合わせてスライドさせます(図2)。
すると、まるで絵が動いたように見えるのです(図3)。

【図1】うごく!カードアニメーション
図1 本当は、両手に持ちます。「白い動物と、赤い水玉模様があります。」
【図2】うごく!カードアニメーション
図2 両手で重ねてスライドさせます。「こうやって重ねると…」
【図3】うごく!カードアニメーション
図3 「じゃーん! 動物に水玉模様が移ってしまいました! 水玉カードも白抜きになっている!」

実際には、見えていなかった面のイラストが現れるだけなのですが、重ね合わせる前のイラストとスライドさせた後の絵が時系列で繋がっていて、ビフォー・アフターのようになるというわけです。
アナログなのに、侮れない!

最初にこのショーを見ると、「お!」と驚きます。
その後、イラストとイラストの間の物語を想像している自分の頭の動きを面白く感じてきます。
気づいたら「私にもカード使わせて!」と言っていました。

娘が、美術館のミュージアムショップで選んで購入したものですが、息子もたいそう気に入って、自分でカードを作って披露してくれたこともありました。
(「裸眼の私」のカードと、「眼鏡」のカードがあって、スライドさせたら「眼鏡をかけた私」のカードが現れました。ナイス!)

こんな、パズルを楽しむような本やカードが大好きなふたりです。
たくさん想像して、創造してください。

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