少し前に、息子が「このチョコレート食べてみたい!」と言ったフェレロ ロシェ。
おいしいですよね、このチョコレート。
そのパッケージの美しさに魅了されたらしい息子は、「卵(のパック)みたいなチョコレート」と表現し、その金色の包みが規則正しく並んだ透明のケースを恭しく掲げています。
ただ、息子が手に取ったのはコストコサイズのようで、おそらく30個くらい入っているもの。
「さすがにこれが自宅にやってきたらダメだよね。(私たちがね。一瞬で食べてしまうよね。)」と夫と意見が一致しました。
特に夫はこのチョコレートに目がないのです。危険がいっぱい。
「ちょっとこれは大きすぎる気がするなぁ。それじゃあ、今年のバレンタインにこのチョコレートを準備しておくね!(小さいサイズのね。)」ということで息子にその場は我慢していただき、14日に無事小さいサイズ(5個入り)のフェレロ ロシェを、娘と息子に1箱ずつ渡すことができました。

「わぁ! ママー! 覚えてくれてたんだね! 嬉しい!」と喜ぶ息子。
よかった、約束を守ることができました。
その笑顔を見ることができて、こちらも嬉しいですよ。
子育てをしていると、こういう約束を何度も交わす機会があります。
大人の私にしてみるとそこまで重要ではないような事でも、子どもたちにとっては大事な約束。
それを守れば守るほど、私は子どもたちから信頼してもらえているように感じてきました。
何もかも子どもの言いなりになるのとも違って、人間と人間の関わりだということを忘れずに、お願いする時は丁寧に、謝る時は誠実に。お互いに。
そして日頃から子どもたちの言葉をしっかり聞いて、小さな約束を守っていると、困ったときに私の話を聞いてもらえます。
時間がない時に、急いで準備をすることに協力してくれる。
病院で静かに待ってくれる。
急な予定変更を受け入れてくれる。
そのような場面で、子どもたちに助けられたことが何度もありました。
***
ところで、チョコレートを渡すと、「大事に取っておいて少しずつ食べたい」とパントリーへ運ぶ娘と、早速開封して「今食べていい?」と聞く息子。
どちらも自分の思うようにしたらいいよーと見守っていると、息子は「ママも食べてね。」と、ひと粒私の前に置いてから、自分もひと粒口に入れて「おいしー」とにっこりしていました。
こういうところが、息子らしいなぁと思います。ありがとう。

毎朝感じる息子の娘に対する愛
毎朝、息子と一緒に娘を送り出します。
娘は、近所に住むお友達と誘い合って登校します。
私と離れることを嫌がって毎日泣いていた保育園時代の娘はもうはるか昔。
元気に手を振って笑顔で出かけていきます。
それでも出がけに心配事があったり、学校で悩みがあったりする時は、不安そうな顔で手を振る日も。
息子はどちらかというとお調子者タイプなのですが、毎朝娘の様子を気にかけていて、おどけてみたり抱きついたりして、彼なりの愛情表現を精一杯しています。
「バイバーイ」と角を曲がって娘の姿が見えなくなるまで手を振り返した後、くるりと踵を返し、私に向かって、「よし。今日も〇〇ちゃんは元気そうに出発した。よかったね。ささ、家に入ろう」とか、「今日はちょっと元気がなかったけど大丈夫かな。心配」などど言いながら、玄関のドアを開けて中へ入ります。
娘は息子がそんなことを話しているとは知りませんが、息子のことを頼りに思っているのは日々の生活の中で感じます。
そして、大好きな弟をお友達に取られてしまうのが嫌で、お友達が息子にちょっかいをかけてくると、ムスッとしています。
それを息子はちゃんと知っていて、見送りの時には娘とぎゅっと強く抱き合い、「大好きだよ」とか「気をつけてね」とか娘の耳元でささやいています。
先日は、学童にお迎えに行った際に、息子が小学生にわちゃわちゃと囲まれてしまうと、娘は「ちょっと! 私の弟に手を出さないでよ!」と本気なのか冗談なのかわからないくらい憤っていました。
どうか、いつまでも仲良しでいてください。




