定番のトランプは、やっぱり盛り上がる
キャンプの夜、家族でトランプをすることがあります。
「神経衰弱」は、小学生の娘の圧勝で、夫もなかなか強いです。
私は、自分の脳みそが覚えることを放棄しているのを痛感する時間です。
本当に、覚える気が全くないのです。
幼い頃、私の父がこのゲームを嫌がっていた記憶があります。
トランプに誘うと、「神経衰弱以外ならいいよ」といつも言っていました。
その時は、こんなに面白いゲームなのに父はどうして嫌いなのだろう…と不思議に感じていたものですが、出産後あたりから私も同じように苦手になってきて、今なら父の気持ちがよくわかります。

純粋に皆で楽しめるのは、やっぱり「ババ抜き」です。
これは盛り上がります。
息子は、ババをひくと「ハッ!」と息をのんでのけぞります。
その姿はわかりやすくて、ただただかわいい。
次の人にそのババを取ってもらえて喜ぶのもつかの間、すぐに一周してまた自分に戻ってきて、再び「ハッ!」とのげぞってしまう。
ババ抜きは、楽しい上にそんな姿をたくさん見られる、萌え時間なのです。
最近は、「ポーカー」や「ブラックジャック」なども少しずつ覚え始めて、子どもたちふたりでトランプをしていることもあります。
協力してお互いの点数を数えたり、枚数を競ったり、それこそポーカーフェイスという技を身につけたりしながら切磋琢磨している様子。
以前は負けるといじけてしまっていた息子も、「ゲームだもんね!」と自分に言い聞かせるように笑って、次に進む姿を見せてくれます。成長を感じます。
そんな息子が、トランプをしながら語るには、
「昨日ね、保育園で面白いことがあったんだよ。〇〇くんと、△△くんと、トランプでババ抜きをして遊んでたらね、誰も最後にババを持ってなくて、あれ? ってなって、トランプの箱を見たらババが2枚とも入ってたんだよ」とのことでした。
みんなで大笑いしたそうで、保育園でそんな風に遊んでいるんだなぁと嬉しい気持ちが広がりました。
コロナ禍以降、保護者が園舎に立ち入ることができたのは片手で数えられるほど。
子どもたちが保育園でどんな風に過ごしているのかが、以前のようにはわかりません。
息子の語ってくれる日々の話は貴重で、私だけでなく夫も娘も耳をしっかり傾けています。
テント内でもできるオセロ・ダーツ・スティッキーと、ジャズミントン
それから、キャンプの夜にオセロすることもあります。
子どもたちふたりで向かい合って勝負していることもあるし、私たちを誘ってくれることもあります。

最初の頃は、片面が白パンダ、裏面が黒パンダになっている、かわいいオセロを使って遊んでいましたが、盤上でずれてしまうことが多く、マグネット付きでコンパクトに畳める盤を新調しました。
マグネット付きだと移動中の車内でも遊べて便利です。
それから、車内で退屈した時に息子がやりたがるのが、せーので親指を立てて合計本数を口に出す、正式名称が不明の遊びです。
(「いっせーの」や「指スマ」と呼ばれることが多いようです。)
先日、朝バタバタしているタイミングで息子から「これ、やろう!」と言われて、息子が「4!」と指を2本立てました。私も反射的に2本立てていました。
正解した息子は、喜んで自分の左手を後ろに隠し、せーので「(また)4!」。
…一時の沈黙があり、「あっ、そっか、もう4ないよねぇ。3・2・1のどれかだよねぇ…」と顔を真っ赤にしてピューっと走り去っていきました。
恥ずかしがる姿もまたいい。そして、きちんとルールを理解していて、よい! ですね!

上の写真は、キャンプ場でお借りしたダーツです。
ダーツは初体験のふたりでしたが、なかなか上手。
「ここを狙うと、2倍・3倍になるよ。」というと、掛け算で計算していました。
更に、ダーツは持ち点を減点していくので、繰り下がりのある引き算も頑張っていました。
このダーツもマグネットタイプで、子どもたちが怪我をすることも、テントやマットが傷つくこともなく、平和なプレイタイムとなりました。マグネットって便利ですね。

それから、上の写真は、これまた初体験のスティッキー。
リングの中の棒を、倒さないように1本ずつ抜いていくゲームです。
シンプルなのにスリリング。
ゲームを考える人ってすごいなぁと思います。
サイコロを振って出た目と同じ色の棒をそっと抜きます。
太い青は3点、中細の赤は2点、細い黄色は1点で、倒れるまでに獲得した点数を競います。

上の写真は、ジャズミントン。
ラケットは木製で、まさに羽根つきといった打感です。
カラフルなラケットで、カラフルな羽根をついて遊びます。ガットでシャトルを打つバドミントンとは一味違った感覚を楽しめます。
私でも得点できた! 楽しいモルック
そして最後は、人気のモルック。
モルックは、娘が小学校に入学して2桁の計算ができるようになった頃に、夫が買ってきました。
競技自体も楽しい上に、遊びながら計算ができてちょうどいいと思ったようです。
夫の予想通り、娘は喜んで計算係を買って出てくれました。

日本モルック協会による公式大会が全国各地で開催されており、2024年には初めて日本で世界大会が開催される、モルックというスポーツ。フィンランド生まれのゲームを元に開発されたそうです。
ルールはこれまたシンプルで、決まった形に配置されたスキットル(木製のピン)に向かってモルック(木製の棒)を下手で投げます。
その時倒れたスキットルの内容によって得られる点数を競います。
その得点の合計が先に50点ピッタリになった方が勝ち。
50点を超えてしまうと、25点に減点され、ゲームが継続します。
倒れたスキットルは、その場で立てられるので、狙うべきスキットルの形は次第に広がっていき、倒すのが難しくなっていきます。
また、複数のスキットルを倒したら「倒した本数」が得点で、1本のみが倒れたら「スキットルに書かれた数字」が得点です。
公式ルールはあるものの、モルックを投げる場所を前後に調整したり(小さな子はスキットルの近くから投げる)、失投の許容回数を大人と子どもで差をつけたり、大人と子どもでペアを組んだりと、勝手にローカルルールを採用できて自由度が高く、小さな子どもとも一緒に楽しく遊ぶことができます。
スポーツが得意でない私にも、根拠はありませんが何故かモルックにはチャンスがある気がしています。私にも得点可能な(ここ大事)、想像以上に面白いゲームです!
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これらの遊びに共通するのは、子どもたちが自分で得点を計算する楽しさもあるということです。
計算ができるようになった子どもたちにとって、実際にゲームの中でその能力を発揮できるって、嬉しいことです。机に向かって黙々と計算式を解く時よりも、娘の表情がイキイキしているのがわかります。
頭の中で足し算や掛け算をして、得点表の数字をめくる。
子どもたちは、競技そのものはもちろん、その作業も楽しんでいます。



