キャンプがお休みの週末、嬉しいことのひとつは寝坊ができるということです。
図書館で借りてきた大量の本を、前日の晩から2階の寝室にせっせと運びこみ、ホクホク顔の子どもたち。
翌朝、目が覚めたら布団の中でぬくぬくと本を読む時間を楽しみにしているのです。
我が家では、所有している絵本や漫画を2階の寝室の本棚に、図鑑や辞書をリビングの筆記用具そばの本棚に、図書館で借りている本をリビングのゴールデンスペースにある本棚に収納しています。
それぞれが読みたい本を読みたい場所に運んで読むのですが、休日のゆっくりとした朝に、布団の中でする読書ほど贅沢なものはありません。
その楽しさは私も味わい尽くしているので、子どもたちの気持ちがよくわかります。
先週末はバレンタイン休日ということで、キャンプはお休み。
前回の記事の通り、お菓子作りや雛人形の準備はもちろん、久しぶりに双方の実家に遊びに行くこともできて、本当にのんびりとした週末を過ごしました。
これはこれでいいものです。
我が家にチェーンソーがやってきた
そんな日曜日の午前10時過ぎ。
晴れた空、ポカポカ日差しが差し込むリビング。
春の訪れを感じながら、キッチンで朝食の後片付けをしていると、どこかからキュイーーーーンという機械音が聞こえます。
「あら、お向かいの工事、日曜日も作業があるんだなぁ」と思ったら、聞こえていたのは我が家の庭からでした。
届いたばかりのチェーンソーで、次々と薪を切断している夫の姿が見えます。
これまでは、長い木をノコギリでギコギコ切っていたのですが、さすがに時間がかかりすぎるため満を持してチェーンソーを購入したのでした。
すると…チェーンソーなら一瞬!
素晴らしい、見事な切断スピードです。
今までのノコギリの苦労は何だったんだ!(切ってくれていたのは夫と子どもたち!)
見ていて気持ちがいいですね!(私は見ているだけ!)
新しい機械を見た息子は嬉しそうに庭に出て、切ったばかりの薪で遊び始めました。
積み木のように重ねたり、アスレチック遊具のように組み立てたり、それらはまるでアート作品のよう。
リビングで本を読んでいた娘も、そろそろ体を動かしたくなってきて、庭に出て行きました。
おがくずを集めてはバケツで運び、何やらふたりで新しい遊びを発見した様子。
スコップやショベルカーも持ってきて、楽しそうな声が聞こえてきます。
平和な風景を窓越しに見ながら、さて、私は掃除でもするかなとシンクを磨き始めたところで、「気持ちがいい天気だし、外でお茶でも飲まないか」と夫に誘われ、ついつい庭に出てひなたぼっこ。
せっかく4人揃った休日に、ひとり掃除をしていたらもったいないか。
…掃除は、また今度!
子どもたちの作品を鑑賞しながら、庭に出してもらったテーブルとチェアで優雅に寛いでいる間にも、薪は夫によって順調に切られていき、庭のデッキいっぱいになりました。
切ったばかりの木の切り口から、とてもいい香りが漂ってきます。
森林浴の気分を味わえる天然のアロマ。癒されます。
そんな薪の山を眺めながら、庭で昼食を摂りました。
たいしたメニューではありませんでしたが、子どもたちはピクニック気分でニコニコ食べてくれてありがたく、「眩しいからパラソルを立てて~」とのリクエストまでいただきました。
ビーチパラソルまで出てきて、春を飛び越え、気分はすっかり夏?
***
こうして庭で遊ぶ子どもたちを見ていると、2020年春の緊急事態宣言を思い出します。
保育園がお休みになり、戸惑いながらも自宅で子どもたちと密に過ごした2か月間。
大変な時期でしたが、不安な気持ちに負けないように、そして家で過ごせる時間が大切な思い出になるようにと、晴れた日には庭に出て食事を摂ったり、テントを張って遊んだり、ハンモックでお昼寝するふたりをそばで見守ったりしたものです。
外出できないことを子どもたちがストレスに感じないように、家でできる楽しみをたくさん見つけて、一生懸命遊んだ日々でした。
赤ちゃんの頃から保育園に通っているふたりと、こんなに長い時間を一緒に過ごせたのは育児休暇以来。この緊急事態宣言は、これからの生き方や働き方、子どもとのかかわり方を改めて考えるきっかけにもなりました。
私がそんなことを思い出しながら、ひとりホロリとしている間に、夫はこんなにたくさんの薪を切ってくれました。ありがとうございます!
今回の木は細いものが多いように感じますが、子どもたちの焚火台にも入れやすくてちょうどいいかもしれません。
しばらく乾かしてから、キャンプに持って行こうと思います。
楽しみ。