赤ちゃんの寝かしつけ
娘は、赤ちゃんの時から寝つきが悪く、寝かしつけに毎晩2~3時間かかっていました。
赤ちゃんの寝かしつけあるあるで、抱っこから布団に寝かせるタイミングで赤ちゃんに違和感を抱かせると、寝かしつけは振り出しに戻ってしまいます。
俗にいう「背中スイッチ」というものが、娘の背中にももれなく付いていました。
当時住んでいたアパートの、決して広くはない寝室の中を、抱っこ紐に入った娘を抱いてぐるぐると歩き続け、10~20曲ほどの子守唄をしっとりと歌い上げ、スクワット、縦揺れ・横揺れ、背中トントン、あらゆるいざないを仕掛けて、娘を寝かしつける日々でした。
だた救いなのは、一度成功した寝かしつけは、朝までの眠りを約束してくれることでした。
娘は一度寝ると朝まで眠り続けるのです。
割と早い段階からその能力を手に入れた娘に、何度助けられたことでしょう。
夜眠ってくれる。
これがどれだけ産後の体にありがたいことか。
それがあるから、数時間に及ぶ寝かしつけにも前向きに取り組めたのは間違いありません。

今思えば、昼間の運動が足りなかったのかもしれません。
日中もっとお日様を浴びていたら、寝つきもよかったのでしょうか。
初めての子育てによる緊張や不安、そういうものが娘にも伝わって緊張させたり不安がらせたりしたのかもしれません。
保育園に通い出しても寝つきはよくならず、むしろ成長するにつれて体力がつくので、保育園でしっかりお昼寝してしまうと夜なかなか眠れないという、これまた保育園あるある現象も経験しました。
ターニングポイントは就学
娘の寝つきが良くなったのは、小学校入学と同時でした。
お昼寝があった保育園時代と打って変わって、一日ぶっ通しで起きて活動する生活。
娘の通っていた保育園は、3月31日までお昼寝があり、娘は律義に3時までしっかり寝ていたので、そのギャップがすごい。

入学直後の緊張、新しい環境、新しい友達、初めての勉強、外遊び、放課後の学童…
夕食後にうつらうつらと船を漕ぐ毎日。
ソファに座っているだけで眠い。じっとしていると知らぬ間に目を閉じてしまう。
息子を迎えに行く車に同乗しようものなら、心地よい揺れに思わず眠ってしまいます。
ピアノの練習? そんなものできたものではない。
保育園でたっぷりお昼寝をしてくる息子が元気いっぱい暴れている隣で、娘の意識が飛んでしまっていることもよくありました。
それ以来、娘は読み聞かせの後の「おやすみ」の後に気絶したように深い眠りに落ちます。
どんな物音にも気付かずに朝まで深く深く眠り続けます。
外で太陽を浴び、体を動かして眠る
私は小さい頃から寝つきが悪く、眠りの浅い人生です。
中学生の頃に夜型生活になり、出産まで不規則な睡眠生活を送ってきました。
休みの前日は、眼が冴えて眠れないので極限まで夜更かしし、翌朝遅くまで寝坊するのが当たり前。
朝ゴルフの打ちっぱなしに出かけた夫が、友人と昼食をして帰宅してもまだ寝ている。
やっと起き出すのが夕方…というのが、日曜日の怪談でした。
そこから更に産後の睡眠不足時代を過ごし、その後キャンプをするようになってから、恐らく生まれて初めて「身体を動かして夜によく眠れる」という経験をしました。
ちょうどその頃、仕事が変わったのも大きいと思います。
お日様の光を浴び、日中しっかり動いて汗をかく。
これを気持ちがいいと感じたのも初めてでした。

それからはキャンプの日にはもちろん、平日も眠れるようになりました。
たまに寝付けない日もあり、そんな時は「運動量が足りないんだな」と感じており、友人には筋トレを勧められています。
仕事が休みの日に、寝だめではなく外で活動している自分に一番驚いているのは、自分自身。
キャンプに連れ出してくれる夫や、一緒に来てくれる子どもたちに感謝しています。
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先日、保育園に息子を迎えに行った帰りに、助手席で息子が「あぁ! パパやママはいいなぁ!」とため息をつくので、「どうして?」と聞いてみたら、「だって、お仕事してすごく疲れて帰ってくるよね。疲れると、お風呂も気持ちがいいし、よく眠れる。あぁ~僕も疲れてみたいよ~。」とのことでした。
…ほぉ。
言ってくれるじゃないの。
確かに、息子もかなり体力がついてきて、ここ最近は寝つきが悪くなってきました。
毎日2時間半もお昼寝をすると、夕方には見事な復活を遂げてしまうのです。
娘が秒で気絶した後も、もぞもぞ動いてひとりごとを言ったり、私のパジャマに手を突っ込んでくるので、こちらまで眠れずに苦しい夜もあります。
でも、いつまでこうして一緒に寝られるかなぁと考えると、やっぱり寂しくなるのです。



