やめられない図書館通い! 平日のおうち時間は、本、本、本…

近所の図書館に、2週間に一度本を借りに行きます。
自ら外出を提案しない私が唯一家族を誘うのが、この図書館。

夫も子どもたちも、私の趣味に付き合うスタンスからのスタートでしたが、今やすっかり図書館の虜。

こぞって出かけて行き、冊数も限度いっぱいまで借りて(ひとり10冊×4人で、40冊)、貸出手続きを終えて車に乗るや、シートで借りてきた本をむさぼり読み、帰宅するや玄関で本の続きをむさぼり読み、ご飯だお風呂だと声をかけても読むのをやめず、その流れで、平日は読書におぼれていきます。

我が家に本ブームがやってきました

朝に弱い私に似て、やはり朝に弱い子どもたち。

眠たい体で何とか起き上がり、何とか階段を降り、何とかトイレを済ませ、何とか着替えて体温を測ります。

体温計と一緒に、おもむろに本を手に取り、ソファに座って体温を測りながら読み始めます。
朝ごはんができるまでそうやって過ごし、ご飯ができたと声をかけても、集中しすぎて聞こえていないことが多いです。

キャンプのない週末、且つ、朝から予定の入っていない休日は、朝目が覚めてもすぐに布団から出ず、ぬくぬくと布団の中で本を読むのが子どもたちの至福の時間。

「これ読んで」と絵本を持ってきたり、自分のお気に入りを熟読したり、娘と息子のどちらかが読み聞かせをしてくれたり。
私がご飯の準備をしに布団を出ると、「ご飯ができたら呼んでね~」と声を揃えて言います。

平日の夕方は、仕事を終えて保育園・学童へ子どもたちを迎えに行って帰宅すると、お風呂を沸かしたり夕食の準備をする私の傍らで、子どもたちは洗濯物を出したり、明日の準備をしたり、今日の出来事を報告し合ったり、音読をしたり…と、ひとしきりのルーティンをこなし、気が付いたらそれぞれ本を読んでいます。
もちろん、ふたりで遊ぶ日もあるし、工作をする日もあります。

源氏物語『あさきゆめみし』

今週、娘が読んでいるのは、大和和紀の『あさきゆめみし』

◆『あさきゆめみし』
  作者:大和和紀

  講談社 (2001年)

娘には少し難しいかも? と思いながらも、前回は試しに1巻目だけ借りてみました。面白かったようで、今回は2巻以降も借りていました。

簡単に言うと、紫式部の『源氏物語』を漫画で描いている本です。
美しい平安時代の衣装や文化、登場人物たちの言葉遣い、その世界観を崩しすぎることなく、かと言って理解できないような難しい表現ではなく、丁寧に描写してあり読みやすい漫画です。

古典を学習している頃、源氏物語の人物相関関係が分からなくなった時などに、この漫画を読み返して何度も助けられました。原作に忠実に描かれていると感じます。

娘の心に響いた要素のうちのひとつには、この物語がロマンスを軸に繰り広げられているというのが挙げられるでしょう。
現代の恋愛観や結婚観とは異なりますが、異なるからこそ物語としてその世界を存分に楽しめる気もします。

探偵ものと言えば! 『シャーロックホームズ』

もうひとつは、石ノ森章太郎の『シャーロックホームズ』シリーズ。

◆『シャーロックホームズ
  作者:コナン・ドイル

  監修:石ノ森章太郎
  くもん出版 (1996年)

こちらも、コナン・ドイルの「シャーロックホームズ」シリーズを、石ノ森章太郎さんの監修で漫画化してある本です。

有名なタイトルがたくさん並んでおり、私も読んでみたいと思っていた作品を、原作より先に漫画で読んでしまいました。一度読むと続きが気になって、途中で止められないほど面白いです。

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ある日、娘が「『通称』って何?」と聞いてきたので、「あだ名とか、ニックネームのような呼び方のことかな。」と返事をしたら、「じゃぁつまり、ロンドン警視庁のことを『スコットランドヤード』って呼ぶようなこと?」と更に聞かれ、「え? そうなの? そんなこと知ってるんだ?」となったのでした。

その呼び方を私は知らないから、どこで学んだのか教えてほしいと言うと、これに書いてあるよと渡されたのがこのシャーロックホームズシリーズです。
確かに、「ロンドン警視庁」の右横に、「スコットランドヤード」と小さな字でフリガナがふってありました。細かいところまでよく読んでいる!

子どもたちは、私の知らない世界を知っていて、日々いろんなことを学んでいるんだなぁ! すごい! と思った出来事でした。

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4人がリビングに揃っていながら、4人がそれぞれ自分の好きな本を読み、別々の世界を旅している時間。でもそばに居る不思議な時間。
聞こえるのはページをめくる音と、ストーブの音。

そんな風に穏やかに過ぎていく日曜日の夜を、ありがたく、そして愛しく感じています。