不注意のために、息子のダウンパーカーが破れてしまった1月の終わり。
これから寒さも本番というタイミングで、しかも今季最大級の寒さという日にやってしまったのでした。
以前、そのダウンパーカーの胸に、1cmくらいの裂け目ができてしまった時には、何とか修繕できたのですが、今回の損傷はそれとは比べものにならない程激しく、復活の望みは持てず…
泣く泣く諦めることになりました。
まず、息子自身に怪我などなく、体が無事で本当によかった…とか、
もしもあれがああなっていたら…怖すぎる! とか、
今年までしか着られないサイズだから、最後まで着て欲しかった…とか、
娘とお揃いだったのになぁ…とか、
この冬の終わりに、お店にウェアの在庫はまだあるのか…とか。
そんなあれこれがぐるぐる頭をよぎって、しばらく沈んだ気持ちだったのですが、そうもしておられず。
ダウンボールがたくさん詰まっていた息子のパーカー
とにかく目の前を片づけなければとパーカーに近づけば、空いた穴からフワフワと舞うダウンが驚くほど軽やかで、集めようと思ってもこちらの動きに反応して逃げてしまうばかり。
一瞬にして部屋中に広がり、破れてしまったパーカーをとにかく畳んでしまおうと動かせば、またフワリ。
袋に入れてしまおうとすれば、またフワリ。
床に散っているダウンをクイックルワイパーで集めようとすれば、またまたフワリ。
終わりがありません。
そして、そのダウンを拾いながらよく観察してみると、素人ながら、このダウンが確かに上質なものであることに気がつきました。
昔の映画に出てくる羽根ペンのような形をした、芯のある「フェザー」ではなく、丸い玉に細い毛が生えているような形の「ダウンボール」がたくさん。
そのダウンボールに目を凝らすと、羽枝、小羽枝がびっしりとついています。
こんな素敵なダウンボールたちが、息子のパーカーの中に詰まっていたとは!
ますますモンベル愛が深まりました。
ちなみに愛用していたパーカーは、モンベルの『ネージュダウン パーカ Kid’s』(下の写真)。
愛着のあったダウンパーカーがダメになってしまったことはショックでしたが、思いがけず良質な中身を見ることができ、よい機会となりました。
勉強代。
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ところで、息子は今、110サイズがピッタリ。
前述のとおり、来年はもうこのパーカーを着られないと思っていたので、あと2か月を乗り切ってほしいところでしたが残念。
しかし、この一番寒い2月に薄手の上着では過ごせないということで、雪の舞い散る中、訪れたのはやはりモンベルです。
下調べはして行ったものの、お店に到着しても少し迷ってしまいました。
これまで使用していたモンベルの『ネージュダウン パーカ Kid’s』をもう一度購入するか、『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』にチャレンジしてみるか。
そしてサイズも。
先程あんなにダウンを絶賛ましたが、『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』の中綿は化繊です。
しかし侮るなかれ、グローブの記事でお話ししたモンベル独自の『エクセロフト』という、太さなどの特徴が異なるポリエステル繊維を絶妙なバランスで組み合わせた中綿素材が詰まっています。
モンベルのカタログより抜粋すると、「天然素材のダウンは暖かさと軽さを高次元で実現したモデル、化繊綿は行動着としての機能を高めたモデルに使用」しているそうです。
『ネージュダウン パーカ Kid’s』と『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』の比較
これまで着用していた『ネージュダウン パーカ Kid’s』は、ダウンウェアのラインナップの中でも中くらいの位置づけでした。
そして、比較検討中の『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』は、化繊綿ウェアのラインナップの中で最も保温性の高いモデルに位置します。
ダウンと化繊とミックスした保温性の比較表はないため、双方を比較してどちらが暖かいのかは数値化されていませんが、今の段階でわかる違いを比べてみます。
1.軽さ
『ネージュダウン パーカ Kid’s』はとにかく軽い! です。
それぞれを左右の手に持ってみると、小さなウェアですが違いを感じます。
しかし、決して『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』が重いウェアというわけではなく、両者を比較してみたらというレベルです。
2.ハリとしなやかさ
まだ使い込んでいないからか、『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』の方が「ハリ」を感じます。
『エクセロフト』は、「スタッフバッグからの出し入れや洗濯を繰り返しても保温力は衰えず、速乾性にも優れます」と表記されており、へたれにくいという素材の特徴なのかもしれません。
まだ新しいために、使い込んだ『ネージュダウン パーカ Kid’s』に比べて「ハリ」を感じるのかもしれませんが、破れて出てきたダウンボールがとても柔らかいものであったことは確か。
『ネージュダウン パーカ Kid’s』は、やはりダウンのしなやかで柔らかい感じがあり、『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』は、潰れにくい手応えを感じます。
そして関連があるか不明ですが、中綿の偏りを防ぐステッチの数が『ネージュダウン パーカ Kid’s』の方が多いです。
3.収納サイズ
どちらも専用のスタッフバッグが付いていています。
『ネージュダウン パーカ Kid’s』の収納サイズは、直径14×21cm、
『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』の収納サイズは、直径12×24cmの表記です。
4.カラーラインナップ
モンベルのウェアのカラーラインナップは、もちろん定番カラーもありますが、その年によって微妙に変わることもあります。
前の年に目をつけていたカラーが次の年に必ずあるとも限らないし、逆に「このウェアにこのカラーが出ている! 色違いで欲しい!」ということもあります。
今回の息子のパーカに関して言えば、同じ「ブルー」ではありますが、
『ネージュダウン パーカ Kid’s』のブルー(BL)は、表地が明るい青、裏地とファスナーが朱に近い赤。
『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』のブルー(ORBL)は表地が落ち着いた青、裏地と脇腹の切り替え部分とファスナー、パイピングが紺。
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番外編として、ダウンウェアのラインナップで、ひとつ上のランクの『ウインドストッパーダウンパーカ Kid’s』も最初は候補に挙がっていたのですが、フードの取り外し機能がなく却下されました。
これは意外に致命傷。
フードはキャンプに行くときは必須アイテムなのですが、保育園では「フード禁止」。
着脱可能なフードがついていることが、息子のパーカーの必要条件なのです。
『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』に決めました
どちらにするか迷いましたが、最後は『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』に決めました。
決め手は、
1. 違うウェア、違うカラーリングで気分を変えたかった。
2.『エクセロフト』が「行動着としての機能を高めたモデルに使用」されていると知り、息子にちょうどいいのかも…と思った。
の2点です。
全く同じウェアの全く同じサイズを買うのは、ダメにしてしまったダウンのことを思い出しそうで泣けてくるので、サイズアウトして買い替えた風にしたい。
そして、少々の雨ではレインウェアもはねのける息子、常に動き回って「行動」している息子に、『エクセロフト』を体感いただこうと。濡れても速乾性に優れているというし。
…ということで、勝者は『サーマラップ ウォームパーカ Kid’s』ということになりました。
来年も着ていただくことにして、120サイズを購入。
110サイズの着用感を知っているだけに、「ん~ちょっと大きいかな?」と感じることもありますが、肌着の裾をズボンの中に入れずに走り回っているのを見ると、長めの丈も「お腹と背中がしっかり隠れていいかも」と思えます。